5日の日経平均株価の終値は4451円値下がり、史上最大の下げ幅となりました。個人投資家らに動揺が広がっていることについて、鈴木金融担当大臣は冷静に対応するよう呼び掛けました。

鈴木金融担当大臣 「(新NISAについては)相場の下落等の市場変動が進むなかにあってもですね、長期積み立て、分散投資の重要性を考慮して冷静に判断をしていただきたい」

 鈴木大臣は株価急落の背景は一概に言えないとしたうえで、長期にわたる積み立てや分散投資の重要性について国民への周知を進めていく考えを示しました。

 また、今回の株価急落に対しては金融庁長官も含めた会議を開き、市場の動向を分析するとともに、金融庁内や外部の関係者らと連携する体制を整えていると強調しました。