乱高下が続く日経平均株価は、7日も不安定な動きを見せています。

 7日の日経平均は値下がりして取引が始まり、下げ幅は一時、900円を超えました。

 しかしその後、前日比でわずかにプラスに転じるなど不安定な動きです。

 市場関係者は「6日のニューヨーク市場の値上がりや、外国為替市場が落ち着きを見せ始めたことは安心材料」だとしながらも、「アメリカの今後の経済指標で景気への不安がやわらぐまでは、しばらく不安定な動きが続く」とみています。

 日経平均は5日、過去最大の下落幅を記録した後、6日はその反動から過去最大の値上がりとなりました。