パリオリンピック卓球の団体で、仙台市出身の張本智和選手と妹の美和選手がそれぞれ団体戦で準決勝進出を決めました。

 男子団体準々決勝、世界ランキング4位の日本は5位の台湾と対戦しました。

 第1試合のダブルスでストレート勝ちした日本でしたが、第2試合シングルスの張本選手がエース同士の対決に敗れ1対1とされますが、第3試合で戸上選手がストレート勝ちし、日本は2−1と再びリードを奪います。

 勝てば準決勝進出の第4試合。勝負を任されたのはこの日2試合目のエース張本選手。責任重大の大一番で激しい打ち合いにも気持ちで打ち勝ち、3-1とエースが自らの手で準決勝進出を決めました。

 張本智和選手「チームメイトや監督に支えられた試合でした。東京五輪のときは僕が2点取っての準決勝進出でした。その時よりもうれしい気がします」

 妹の張本美和選手が出場した女子団体もタイを相手に3-0のストレート勝ち。兄妹ともにベスト4入りを決めています。