安定的な皇位継承を巡り、額賀衆議院議長は各党の代表者からの意見聴取を踏まえて「女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持する案」を認める方向で「おおむね共通認識を得た」との考えを示しました。

　衆参両院の議長らは皇族の数を確保するための方策など、「立法府の総意」の取りまとめに向けて各党の代表者らから意見聴取を行ってきました。

　額賀衆議院議長は7日に記者会見し、女性皇族が婚姻後も皇族として残ることについては認める方向でおおむね共通認識が得られたと説明しました。

　一方で、女性皇族の配偶者や子どもの身分を皇族とすることや旧皇族の男系男子を養子に迎えることについては反対意見などもあり、引き続き議論するということです。