収穫間際の果物の窃盗被害を防止するため、栃木県の果樹園で警察などがパトロールを行いました。

 7日夕方、栃木県小山市の梨を栽培する果樹園などでJAの職員や警察官およそ20人がパトロールを行い、果物の窃盗への注意を呼び掛けました。

 パトロールでは車で果樹園の周辺の見回りをしたほか、人が近付くとセンサーが感知して大きな音が出る機械の動作確認をしました。

JAおやま営農経済部 山崎輝明部長 「果物が持っていかれる盗難が多い。生活にも影響する。また、生産者の今後の生産意欲の減退(につながる)」

 栃木県では例年、梨などの収穫時期の夏に果物が盗まれる被害が頻発していて、JAは防止策を徹底してほしいとしています。