日向灘を震源とする地震を受けて気象庁は8日午後、会見を開き「今後1週間程度、注意が必要」と呼び掛けました。

 午後4時43分ごろ、日向灘を震源とする最大震度6弱を観測する地震がありました。

 震源の深さは30キロで、地震の規模を示すマグニチュードは7.1と推定されています。

 地震が発生した場所は、甚大な被害が予想される南海トラフ沿いの巨大地震が懸念されるエリアです。

 気象庁は午後5時に南海トラフ巨大地震との関連を検討する「臨時情報(調査中)」を発表し、有識者による検討会を開いています。

 また、気象庁は午後5時45分から会見を行い、検討会では正確なマグニチュードの値などを計算していて、今後、臨時情報(巨大地震注意)を発表する可能性があるとしました。

 さらに気象庁は今後1週間程度、最大震度6弱以上の地震に注意するよう呼び掛けています。