パレスチナ自治区ガザ地区の北部で避難所となっていた2つの学校がイスラエル軍の空爆を受け、少なくとも15人が死亡しました。

 イスラエル軍は8日、ガザ地区北部にある2つの学校を空爆したと発表しました。

 イスラム組織ハマスがイスラエルへの攻撃を計画していた場所だと主張しています。

 一方、パレスチナ側は避難所として使われていた学校が標的になったほか、近くには市民が生活必需品を買い求める大きな市場があり、当時、多くの人がいたとしています。

 これまでに市民ら合わせて15人が死亡し、30人以上がけがをして病院で手当を受けているということです。

 パレスチナ側は、イスラエル軍がここ数日、多くの人が避難する学校を標的とする動きを強めていると非難しています。