天皇皇后両陛下が宮崎県で最大震度6弱を観測した地震の被害について、「心配されている」と側近が明らかにしました。

 側近によりますと、天皇皇后両陛下は8日の日向灘を震源とする地震で、家屋の倒壊などの被害が発生していることを「心配されている」ということです。

 また、側近は気象庁が南海トラフ沿いの震源域で新たな大地震が発生する恐れが相対的に高まったとする「巨大地震注意」を発表し、国民への呼び掛けが行われていることについて、両陛下が「気遣われている」と明らかにしました。