能登半島地震で発生した災害廃棄物の処理を支援するため、宮城県の職員が現地に派遣されることになり出発式が行われました。

 環境省からの依頼で石川県能登町に派遣されるのは、東日本大震災などで災害廃棄物の処理業務に携わった職員ら計4人です。

 県によりますと、能登半島地震で災害廃棄物の業務支援で職員を派遣するのは初めてです。

 県循環型社会推進課佐藤仁課長「我々が東日本大震災で経験した苦労した点を、できるだけ余さずお伝えできるようにして参りたいと考えております」

 石川県によりますと、今回の地震による災害廃棄物は244万トンと推計されていてこれは県全体で1年間に排出されるごみの量の約7年分に相当するということです。