台風5号が岩手県に上陸したことを受けて岸田総理大臣は、緊張感を持って災害対応にあたるよう松村防災担当大臣らに指示しました。

岸田総理大臣 「地盤が緩んでいることも考えられるということを踏まえて、緊張感を持って災害対応にあたるように指示を出したところであります」

 12日午前11時半ごろ、総理官邸に岸田総理、林官房長官、松村防災担当大臣が入り、被害状況や危機管理体制について確認しました。

 岸田総理は東北地方の太平洋側に台風が上陸した例としては3例目で少ないことや、これまでの大雨で地盤が緩んでいる可能性を踏まえ、緊張感を持って対応に万全を期す考えを示しました。

 政府は総理官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置していて、情報収集と警戒にあたっています。