岸田総理大臣は7月下旬の大雨による山形県と秋田県の被害について、復興費用を政府が支援する「激甚災害」の指定に向けて作業を加速するよう松村防災担当大臣に指示しました。

 岸田総理は今月2日午後、総理官邸で松村大臣と会談し、東北地方での記録的な大雨による被害の報告を受けました。

 岸田総理は松村大臣に対し、現地のニーズを再確認するため速やかに現地入りして必要な支援を行うこと、激甚災害の指定に向けて作業を加速することを指示しました。

 山形県や秋田県は大雨被害からの早期の復旧に向けて復旧事業への国の補助金が上積みされる激甚災害への指定を希望しています。

 岸田総理は2日夜にX(旧ツイッター)を更新し、自衛隊員や地元警察が被災者を救出する写真を掲載するなど災害対応への謝意を示しています。