台風5号の中心は東北地方を横断して日本海に抜けましたが、引き続き広い範囲が強風域に入っています。

 台風は13日には熱帯低気圧に変わる見込みですが、動きが遅く、14日にかけて北日本を中心に影響が残る恐れがあります。

 13日も北日本では雷を伴って激しい雨の降るところがあるでしょう。

 岩手県では、これまでの雨量が平年の8月の1カ月分の降水量の2倍を超える記録的な大雨となっているところがあります。

 引き続き東北地方を中心に大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意や警戒が必要です。

 崖や斜面の近く、増水している川など危険場所には近付かないようにしましょう。

 自治体からの情報もこまめに確認するようにして下さい。

 また、北日本の海上では13日にかけて、うねりを伴い波の高い状態が続きそうです。

 高波による船舶や沿岸施設への被害にもご注意下さい。