岩手県久慈市では記録的な大雨から一夜明け、住民が土砂を撤去するなど片付け作業に追われています。

 12日、岩手県では久慈市下戸鎖で観測史上最も多い483.5ミリとなるなど、記録的な大雨となりました。

 これまでに岩泉町や宮古市などで床上床下浸水が13世帯、久慈市や岩泉町では18世帯が孤立しています。

男性 「家で見た時は、泥水がいっぱいでした。台風10号の時も怖かったけど、それ以上の怖さでした」

 住宅では、住民らが入り込んだ土砂をかき出すなど片付け作業に追われています。

 また沿岸部を走る三陸鉄道は一部の区間(宮古ー田老)で運転を見合わせ、バスによる代行輸送を行っています。