流通大手「セブン&アイ・ホールディングス」は、カナダのコンビニ大手から買収の提案を受けていると発表しました。

 セブン&アイによりますと、買収を提案してきたのは世界およそ30カ国でコンビニやガソリンスタンドなどを展開するカナダの企業「アリマンタシォン・クシュタール」です。

 セブン&アイはこの提案を検討するため、独立した社外取締役のみによる特別委員会をすでに設置していると明らかにしました。

 買収の提案を受け入れるか拒否するかや、両社で議論を始めるかなどは決まっていないとしています。

 今後、「企業価値を向上させる他の選択肢とともに、慎重かつ網羅的に、しかし速やかに検討する」ということです。

 仮にセブン&アイ全体を買収する場合、買収額は5兆円を超える規模になる見通しです。