流通大手の「セブン&アイ・ホールディングス」が電力の小売り事業に参入し、太陽光などの再生可能エネルギーによる電力をグループの店舗に供給すると発表しました。

 セブン&アイは今月1日に電力の小売り事業を担う子会社を設立しました。

 各地の発電事業者から再生可能エネルギーによる電力を調達し、コンビニ店やスーパーなどの店舗に来年4月から供給する予定です。

 セブン&アイはセブン-イレブンやイトーヨーカドーなど、国内で約2万3000店舗を展開していて、現在、9000店舗以上に太陽光パネルを設置して活用するなどしています。

 再エネによる電力の調達体制を作ることで、2030年度にはグループの国内での再エネ比率を約4割に引き上げることを目指しています。