不審火が5件相次いでいる川崎市で、16日にも住宅の駐車場でタオルなどが焼ける不審火が発生していたことが分かりました。これで6件目です。

 捜査関係者によりますと、今月16日、川崎市幸区にある住宅の駐車場で「かめの上のタオルとバイクのカバーが焼かれている」と住人の80代の男性から通報がありました。

 漬物用のかめの上に被せていたタオルとバイクのカバーが一部が焼けました。けが人はいませんでした。

 14日に確認した時には異変はなかったということです。

 幸区ではこれまでに不審火が5件相次いでいて、この住宅はベンチが焼けた公園からおよそ100メートルの場所にあります。

 警察は、同一犯による連続放火事件の可能性も視野に捜査を進めています。