兵庫県の斎藤知事が内部告発された問題で、職員を対象に実施し、およそ4割の職員がパワハラを見聞きしたと回答したアンケートで知事は、「瞬間湯沸かし器」や「暴君」などと呼ばれていたということが分かりました。

 兵庫県議会の百条委員会は斎藤知事に対する告発文書を調査するため、県職員にアンケート調査を実施し、5日までにおよそ4500人から回答がありました。

 関係者によりますと、自由記述欄には伝聞も含めて、斎藤知事が職員から「瞬間湯沸かし器」や「暴君」などと呼ばれているという記載があったということです。

 他にもエレベーターの乗り降りや、知事に対するレクチャーなどの際、パワハラ行為があったとする記載もあったといいます。

兵庫県 斎藤元彦知事 「時には厳しく指導させていただくということはありますけれど、私としては、業務上の必要な範囲内で、適切に指導させていただいているという認識」

 斎藤知事は30日に証人として百条委員会に出頭する予定です。