医療的なケアを必要とする子どもやその家族に気軽に映画を楽しんでもらおうと、宮城県名取市で上映イベントが行われました。

 子育て支援を行っているNPO法人フローレンス仙台支社が企画し、医療的なケアを必要とする子どもやその家族36人が招待されました。

 「抱っこも大変なので映画に長男が来るのは6、7年ぶりくらいですね」

 参加者は、医療機器やケアに伴う音や上映中の出入りなどを気にせずに映画を楽しむことができます。

 「久しぶりに映画を見られて楽しかった」「医療的ケアの音とかも全然気にならなくて楽しく映画鑑賞できて、他の方たちも楽しんで参加されたようなのですごくいい機会だったなとは思いました」

 NPO法人フローレンス黒木健太執行役員「今回は映画を体験していただく機会を提供しましたけれども、体験をどんどん積んでいただく機会を提供していければと思っております」

 医療的なケアが必要な子どもは全国に約2万人いると推計されていて、NPO法人では今後も映画の上映やゲームイベントなどを計画しているということです。