埼玉県にある県立の男子高校と女子高校について「共学化をすべき」との勧告があった問題を巡り、県の教育委員会は「主体的に共学化を推進していく」と表明しました。

 埼玉県の教育委員会は22日に会見を行い、「高校教育も社会の変化に応じて変革が求められている」とし、「主体的に共学化を推進していく」とする方針をまとめたことを明らかにしました。

 この問題を巡っては、埼玉県の第三者機関に「男子高校が女子が女子であることを理由に入学を拒んでいる」といった苦情があり、第三者機関が県の教育委員会に対して共学化の早期実現を求める勧告をしていました。

 今後は県民の意向を把握するため、アンケートや地域別での意見交換などを実施していく方針だということです。