熊本県の木村敬知事は「一般事務職はいらない」などと発言したことについて22日、この発言を訂正したうえで謝罪しました。

熊本県 木村敬知事 「(発言が)どう切り取られるかを十分に踏まえていなかったところについては申し訳なく思います。発言については気を付けて参ります」

 木村知事は20日、県内で建設業や介護職などで人手不足が深刻化する一方で、事務職に人気が集まる現状について「一般事務職とかはいらない」「過激な言い方だけど普通科なんていらない」などと発言していました。

 木村知事は22日、発言の真意を問われると次のように答えました。

熊本県 木村敬知事 「事務職をなくすとか、県内の普通科高校を全廃するとかそういうつもりは全くございません。エッセンシャルワーカーをもっと増やしていきたいと思ったなかでの発言でしたので、訂正しておわびしたい」

 知事の発言を巡っては、県庁に電話やメールで苦情が複数寄せられたということです。