総務省が発表した7月の全国の消費者物価指数は、値動きの大きい生鮮食品を除く指数が前の年の同じ月と比べ2.7%上昇しました。

 2年11カ月連続の上昇で、上昇幅も5月から3カ月連続で拡大しています。

 政府による電気とガスの補助金がいったん終了した影響で、エネルギー価格の上昇幅が大きく拡大したことが要因の1つです。

 また、食料品価格の上昇も続いていて特に、コシヒカリを除くコメは、去年の夏の猛暑による流通量の減少や外食需要の高まりによって、前年同月比で18%上昇しました。

 また、せんべいもコメなどの原材料価格の上昇によって16.1%上昇しました。