JAF(日本自動車連盟)は、来月中旬をめどにチャイルドシートの使用を推奨する身長を今の140センチ未満から、150センチ未満へと引き上げる方向で調整しています。

 身長の低い子どもがチャイルドシートを使わず、シートベルトのみ着用した場合、ベルトが首に食い込むほか、腹部を圧迫する恐れがあるためです。

 18日、福岡市で路線バスと軽自動車が正面衝突し、5歳と7歳の姉妹が死亡した事故。2人は、シートベルトは着用していましたが、チャイルドシートを使っていなかったとみられます。

 JAFによりますと、これまで様々な企業や団体で、チャイルドシートの目安となる身長がバラバラだったため、基準を統一する必要があると考えたということです。

(「グッド!モーニング」2024年8月23日放送分より)