自民党の石破元幹事長は総裁選への出馬表明から一夜明け、政治資金の透明化など信頼回復に努める姿勢を強調しました。

石破元幹事長 「カネのための政治はもってのほか、政治のためのカネであればどこから入ったのか、どのように出たか、そういうことがなるべく大勢の人に分かるような仕組みを作っていくことが必要だと思っています。ルールを守るとかそういう精神が必要なのは言うまでもありません」

 石破元幹事長は24日の立候補表明の後、同僚議員や全国の支援者など「大勢の方から電話やメールをいただいた」と手ごたえを口にしました。

 また、前回の総裁選で支援に回った河野デジタル大臣が26日に出馬表明することについては「政治は国民のものであるという思いは共通しているのでフェアにやりたい」と述べました。

 30日に出馬表明する小泉元環境大臣については「大勢の人に好かれるキャラクターは本当に魅力的だ」と指摘しました。

 一方、これまで「夏の間に考える」としてきた茂木幹事長も、立候補の意向を固めました。

 推薦人20人はすでに確保していて、出馬表明は来月行う方向です。