靖国神社の石柱に落書きをしたとされる中国人のインフルエンサーの男が別の容疑で中国の警察から捜査を受けていることが分かりました。

 中国人の董光明容疑者は今年5月、東京・千代田区の靖国神社を訪れ、赤いスプレーで石柱に「Toilet」と落書きした疑いで警視庁から指名手配されました。

 董容疑者は事件後すぐに中国に帰国し、警視庁は7月に仲間の男を逮捕していました。

 そして、中国杭州市の公安局は今月27日、別の容疑で董容疑者を取り調べていると発表しました。

 董容疑者は今年5月、仲間と共謀してネットを使ったライブ通販の関係者を脅し、銀行口座に金を振り込ませた恐喝などの疑いが持たれているといいます。

 董容疑者は中国のSNS上で「鉄頭(アイアンヘッド)」と名乗って活動していました。