大手銀行5社が9月から適用される住宅ローンの金利を発表しました。変動金利は全社いずれも据え置いた一方で、10年固定型の金利については引き下げました。

 5社の変動型住宅ローンの最優遇金利は、三菱UFJ銀行が0.345%、三井住友銀行が0.475%、みずほ銀行が0.375%、りそな銀行が0.34%、三井住友信託銀行が0.33%で8月と変わっていません。

 ただ、日本銀行が7月に利上げしたことを受けて、全社いずれも変動型住宅ローン金利の基準となる短期プライムレートの引き上げを決めているため、10月からは変動型住宅ローンの金利が引き上げられる見通しです。

 10年固定型の住宅ローンの最優遇金利については、5社いずれも足元の長期金利を反映して引き下げました。

 三菱UFJ銀行が1.05%(-0.22%)、三井住友銀行が1.75%(-0.1%)、みずほ銀行が1.35%(-0.1%)、りそな銀行が1.66%(-0.13%)、三井住友信託銀行が1.315%(-0.1%)となっています。