オーストラリアで銃などの武器を展示する博物館に強盗が入り、27丁の拳銃が盗まれました。その一部始終をカメラが捉えていました。

 全身黒い服を着た3人組がドアを破壊し部屋に入ると、ハンマーのようなものでガラスを割り、展示品を袋に詰め込んでいきます。

 地元警察によりますと、オーストラリア南東部・ニューサウスウェールズ州にある博物館に先月25日、男3人が押し入り、拳銃27丁を盗んだということです。

 この博物館には、世界中から集められた1700年代から1980年代の歴史的価値のある銃やライフルなどの武器が展示されていました。

 博物館の職員によりますと、盗まれた拳銃の中には第1次世界大戦と第2次世界大戦でナチス・ドイツが使用した貴重なものから金で装飾された高価なものもあり、日本円で合わせて2000万円相当の価値があるということです。

 拳銃は現在も弾を発射することができるといい、地元警察が3人の行方を追っています。

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