アメリカ大統領選挙のテレビ討論会のルールを巡り、相手の発言中はもう一方のマイクの音を消すことで、両陣営が合意したとアメリカメディアが伝えました。

 民主党のハリス氏と共和党のトランプ氏によるテレビ討論会が今月10日に行われ、両氏による初の直接対決となります。

 討論会のルールを巡っては、ハリス陣営はマイクの音声が常に「オン」になるよう求めていましたが、CNNなど複数のアメリカメディアによりますと、相手の発言中はもう一方のマイクの音を消すことで両陣営が合意しました。

 ハリス陣営は討論の最中にトランプ氏の暴言を引き出すことで、視聴者の印象を悪くさせる狙いがあったものとみられますが、最終的にマイクの音を消すことで折り合った格好です。

 討論会はABCテレビが主催し、6月に行われたバイデン氏とトランプ氏の討論会とほぼ同じルールとなります。