宮城県多賀城市では、多賀城の創建1300年を記念するイベントが5日から2日間、開催されています。

 光の道ARTプロジェクトは、多賀城固有の歴史資源である政庁跡、南大路、南門などをほのかな光で可視化するイベントで、前年は2日間で2000人を超える人が来場したということです。

 光で浮かび上がる南大路の雄大な眺め、そして夜の城前官衙(じょうまえかんが)の一角で来場者とつくり上げる光のアート空間を楽しむことができます。

 来場者とつくり上げる光のアートは、スカイランタンです。未来へのメッセージを記入し、多賀城跡の上空に浮かべてアートをつくりあげます。(各日先着100名・参加費500円)

 光の道ARTプロジェクトは、5日と6日の午後6時半から午後8時半に開催されます。

 また、会場近くの東北歴史博物館では特別展和食が23日まで開催されています。

 日本の食文化が学べる標本や資料が400点展示されていて、多賀城が創建された奈良時代の庶民の食卓や貴族料理なども時代背景と合わせて知ることができます。