大学日本一を決めるインカレ水泳が9月5日に開幕しました。 100回目の開催となる今大会。9月8日までの4日間、大学生スイマーたちの熱き戦いが繰り広げられます。

大会1日目。男子400m個人メドレー決勝には、パリオリンピックで初出場ながら同種目で銀メダルを獲得した松下知之(まつしたともゆき)選手(東洋大学1年)が出場しました。 前半は3レーンの世界水泳福岡代表・小方颯(おがたそう)選手(日本大学3年)がリードする展開。それでも3泳法目の平泳ぎで、4レーンを泳ぐ松下選手は2位につけます。最後の自由形では同じ大学の先輩、牧野航介選手(東洋大学2年)との接戦を制し、4:11.20で松下選手が優勝を果たしました。 東洋勢が1・2フィニッシュを飾ったこのレース。直後には2位の牧野選手と松下選手が喜び抱き合う姿も見られました。

松下選手は「正直プレッシャーや緊張は感じていた。オリンピックでメダルを獲ったこともあり、今回は負けられないという気持ちが強かった。」とレースを振り返りました。 また、この日は同じ東洋大学出身で憧れである萩野公介さんも会場に来ており「(萩野さんから)これからのことについてアドバイスをもらった。東洋大学の個人メドレーは伝統や歴史のあるチームだと思っていたので、その伝統を自分も引き継ぐんだという気持ちで泳いだ」とコメントしました。

男子400m個人メドレー結果 1位 松下知之 東洋大学1年 4:11.20 2位 牧野航介 東洋大学2年 4:11.34 3位 山口哩駈 近畿大学1年 4:13.39

※この映像にはナレーションはありません。ご了承ください。