自民党の総裁選挙は12日、告示を迎えます。派閥の解消によって締め付けが緩くなった影響もあり、史上最多の9人が立候補します。

斎藤経済産業大臣 「総裁選の戦いから撤兵します。わが陣営は志高く、そして捨て身の覚悟で集結をした仲間ばかりでありましたので、この点、私は大変誇りに思っています」

 出馬に意欲を示していた斎藤経済産業大臣は推薦人が20人に届かず、11日夜、撤退を表明しました。

 斎藤大臣は「大変残念だが、何か大きなものを得ることができた」と述べました。

 総裁選はこれで、9人が争う構図が確定しました。

 党内では、1回目の投票では誰も過半数を獲得できず、上位2人による決選投票になるとの見方が支配的です。

 投開票は今月27日で、新たな総裁が誕生します。