全国で被害が確認されているトコジラミについての講演会が宮城県庁で開催され、県の職員が駆除の方法などを学びました。

 県は連携協定を結んでいるアース製薬から講師を招き、宿泊施設などの衛生管理を指導する職員を対象としたトコジラミの防除に関する講演会を開催しました。

 トコジラミは体長が5ミリから8ミリほどのカメムシの一種で、刺されると眠れなくなるほどの強いかゆみを引き起こします。

 インバウンドの増加で、海外から日本に持ち込まれるなどして全国的にトコジラミの被害増加が問題となっています。

 アース製薬薬剤師葛田理沙さん「様々な薄暗い場所にトコジラミは隠れている可能性がありますので、そういった場所を探していただきたいと思います」

 参加した職員は、トコジラミの特徴や駆除の方法などを学びました。

 県職員「色々な所からたくさんの方が来ると、どうしても虫や感染症の持ち込みは避けられないと思いますので、対応できるような策が増えるのは非常に心強い」