宮城県で漁船の事故が相次いでいることを受け、宮城海上保安部と宮城県などが連携協定を結びました。

 宮城県庁で9日に行われた締結式では、宮城海上保安部と宮城県など4つの機関の代表が協定書に署名しました。

 宮城県では1月から2月にかけての大しけなどで前年の約3倍に当たる41件の船の事故が発生していて、このうち漁船が約6割を占めています。

 船の事故は例年10月ごろから増える傾向があることから、協定に基づき漁業者に注意を呼び掛けるということです。

 宮城海上保安部木下秀樹部長「4つの機関が協力いたしまして、連携して更に強化した漁船海難阻止の活動を続けていきたい」