16日の「敬老の日」を前に総務省がまとめた統計によりますと、65歳以上の高齢者の人口が過去最多となりました。

 総人口に占める割合も3割に迫って過去最高、世界で最高となっています。

 日本の総人口が前の年と比べて59万人減少する一方で、65歳以上の高齢者の人口は3625万人と2万人増加し、過去最多となりました。

 また、総人口に占める65歳以上の割合は1950年から上昇を続け、2024年の今年、29.3%と過去最高を更新しました。

 世界200の国と地域の中で最も高くなっています。

 一方、仕事を続ける高齢者の数も増加が続き、914万人と過去最多です。

 役員を除く雇用者の中では、パートやアルバイトなどの非正規の割合が76.8%と最多でした。