アメリカ・トランプ前大統領の暗殺未遂事件で、拘束された男がトランプ氏を待ち伏せするため、現場の茂みにおよそ12時間潜んでいたことが分かりました。

 ライアン・ラウス容疑者(58)は16日、連邦地裁に出廷し、銃の不法所持などの容疑で訴追されました。

 トランプ氏のゴルフの予定は事前に発表されていませんでしたが、携帯電話の位置情報から、容疑者は現場近くにおよそ12時間前からいたことが分かっています。

 シークレットサービスによりますと、ゴルフをするトランプ氏を先回りして安全を確認していたところ、茂みから突き出たライフルの銃口を発見し、直ちに発砲したということです。

 また、容疑者は発砲していなかったことも明らかにしました。

トランプ氏支持者 「私たちはMAGA(米を再び偉大に)運動の支持者でトランプ氏を支持しているが、誰に投票しようとも、いかなる形であれ暴力を信じてはいない」

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