昼休みなどになると多くの愛煙家が集まる仙台市青葉区の勾当台公園。この公園で10月から再整備の工事が本格化するのに合わせ、一部の区域で喫煙が禁止されることになりました。

 喫煙が禁止されるのは勾当台公園のうち、現在吸い殻入れが置かれている「いこいの広場」と呼ばれる区域です。

 再整備工事などのため、仙台市は10月18日から工事が完了する2031年3月まで「いこいの広場」での喫煙を禁止することを決めました。

 その期間は道路を挟んで隣にある仙台合同庁舎脇のスペースに吸い殻入れを設置します。

 「いこいの広場」には周辺の官公庁やオフィスの昼休みなどに多くの愛煙家が集まるため、受動喫煙を懸念する声も出ています。

 仙台市の担当課では、「再整備工事が完了した後に喫煙を可能にするかは今の段階では分からない」と話しています。