野党側は早期解散に強く批判しています。

 (政治部・村上祐子記者報告)  野党側は、衆議院の解散の前に予算委員会を求めることで一致しました。

立憲民主党 笠国対委員長 「石破さん自身が国民に判断していただける材料を提供するのが新しい首相の責任だと。ご自身の発言をしっかりと守っていただき、約束を守っていただきたい」

共産党 穀田国対委員長 「短い国会会期になる可能性があると。これ反対と」

 立憲、維新、共産、国民民主、教育無償化を実現する会、れいわ、社民などの国会対策委員長が会談を行いました。

 会談では、能登半島地震や豪雨災害の復旧・復興に向けて政府が補正予算を編成することや、いわゆる「裏金議員」が国会で説明すること。

 また、旧統一教会問題を巡って自民党に再調査を求めていくことで一致しました。

 一方で、立憲の野田代表は衆院選を見据え、臨戦態勢に入り「裏金議員」や「世襲議員」の選挙区で連日街頭に立っています。

立憲民主党 野田代表 「特に裏金議員のところで事実上の空白区があるならば、そこをやっぱり埋めていくということを鋭意進めていかなければならないと考えています」

 立憲は、次の選挙での与野党「1対1の構図」を作るために野党間での「候補者の一本化」に向けた調整を急ぎます。