埼玉県川口市で、飲酒運転によって男性1人を死亡させた事故で、運転していた男が「酒を飲んでから3時間くらい休んだのでいいと思った」などと話していることが分かりました。

 中国籍の男(18)は29日朝、川口市の交差点で酒を飲んだ状態で運転したうえで一方通行を逆走して乗用車に衝突し、乗っていた51歳の男性を死亡させた疑いが持たれています。

 その後の捜査関係者への取材で、男は「酒を飲んでから3時間くらい休んだのでいいと思った」と話していることが分かりました。

 事故直前までブレーキを踏んでおらず、「逆走しているのが分かり、早く通り抜けようとした」などと供述しているということです。

 男は幅2.5メートルほどの車道で時速100キロ以上出していたとみられ、警察が当時の状況を詳しく調べています。