イスラエルの侵攻を受けるレバノンから退避した日本人らが自衛隊の輸送機で隣国のヨルダンに到着しました。一方、現地に残る決断をした人もいます。

 イスラエルとヒズボラの戦闘が激化するレバノンからヨルダンに到着した自衛隊の輸送機には日本人11人と外国籍の家族1人、フランス人4人の合わせて16人が搭乗していたということです。

 一方、レバノン東部でシリアからの難民や現地の子どもたちに教育支援をしているNGOの代表は、残って活動を続ける決断をしました。

NGOの代表 「学校の子どもたち、その家族が無事であるかどうか。どこに避難しているか、しっかりと食べ物があるか、寒くなっているので毛布があるかどうか。確認して落ち着いてから(レバノンを)出なければならないと思っています」

 10キロほど離れた地域で爆撃が激しくなり、避難してくる人も増えているということです。