Bリーグは5日、シーズン開幕を迎えます。仙台89ERSは新ヘッドコーチの下、選手が大幅に入れ替わりました。

 クラブ創設20周年となる節目のシーズンにチームの舵取りを担うのは、新たに就任した落合嘉郎ヘッドコーチです。

 勝負の鍵を握るのは体を張ったディフェンスだと考え、守備練習に時間を費やしてきました。

 落合嘉郎HC「1にも2にもディフェンス。選手たちにディフェンスのマインドを植えて、シーズン中に花が咲くようにしたい」

 今シーズンは、ベンチ入りする12人中7人が新メンバーです。中でも主力として期待されるのが、2人の外国籍選手です。

 ブラジル代表としてパリオリンピックにも出場したクリスティアーノ・フェリシオ選手は、2メートル11センチの長身を生かした力強いプレーが持ち味です。

 クリスティアーノ・フェリシオ選手「ゴール下でハードに頑張るよ」

 9月の東北カップ準決勝では22得点15リバウンドと大活躍し、ゴール下で圧倒的な存在感を示しました。

 アメリカ出身のスタントン・キッド選手は、秋田や信州でプレーした経験があります。

 スタントン・キッド選手「速いテンポで体格を生かしたプレーが得意。自由にプレーする機会をもらっているし、溶け込みやすいチーム」

 どこからでも得点を狙えるキッド選手は、東北カップの決勝でトップの20得点を挙げ、勝負強さを発揮して2連覇に貢献しました。

 青木保憲キャプテン「泥臭く粘り強くチーム一丸となって、それが僕らのアイデンティティ」

 5日、新体制で臨む仙台89ERSのシーズンが始まります。

 開幕戦は5日午後4時30分から、カメイアリーナ仙台で横浜ビー・コルセアーズと対戦します。

 6日の試合は、khbで午後1時55分から実況生中継でお伝えします。