物価高が続き消費者の節約意識が定着するなか、大手牛丼チェーン3社がそろって期間限定で値引きします。

 吉野家は9日から7日間限定で牛丼などを100円引きで販売します。100円以上の値引きは13年ぶりだということです。

 これに対して競合する2社は、牛丼メニュー全品を対象にしたクーポンを発行します。

 すき家は9日から80円引きで、松屋も8日から50円引きクーポンをアプリなどで配布します。

 これにより、大手3社そろって牛丼の並盛が300円台になります。

 牛丼チェーンを巡っては、コストや人件費の上昇で値上げや深夜料金の導入が相次ぎました。

 今回の値引きにより、消費者が他社へ流出するのを防ぐとともに新規顧客の獲得を狙います。