仙台市は10月以降に徴収予定の後期高齢者医療保険の保険料について、事務処理ミスのため3356人が年金から天引きできなくなったと発表しました。

 後期高齢者医療保険の保険料は、年金から天引きする特別徴収が原則で一部の人は口座振替や納付書で支払う普通徴収となっています。

 2024年度から特別徴収に切り替わった人の一部が対象で、システムの不具合で名簿が反映されていなかったということです。

 8日に市民6人から各区役所に「年金振込通知書に徴収額が記載されていない」と問い合わせがあり発覚しました。

 対象者は2024年度は天引きに変更できず、口座振替か納付書による支払いが必要となります。

 仙台市は、11月中旬にも変更通知書を送付するということです。