楽天野球団は今江敏晃監督に来シーズンの続投を要請しないことが分かりました。わずか1年での交代となります。
森井球団社長は9日の最終戦後、今江監督の続投に関して明言は避けましたが「あすから組閣に向けてすぐに動く」と話していました。
今江監督は2023年10月、1軍打撃コーチから監督に就任しました。2年契約1年目の今シーズンは、交流戦で初優勝しシーズン終盤までロッテと3位争いを繰り広げましたが10月1日にCS進出が消滅し、67勝72敗4分でリーグ4位に終わっています。
今江敏晃監督「今シーズンは開幕前から私たちチームは評価の低い中でのスタートとなりましたが、選手たちの頑張りでCSを懸けた戦いができました。だが一歩届かず、悔しい思いをしました。皆さんの期待に応えられず、本当に申し訳ありませんでした」
今江監督は10日、続投への意欲を見せていました。
今江敏晃監督「1年間経験させていただいて色々な学びがあった。そういうのも含め来年しっかりやっていきたい」
関係者によると、大きな補強も無い中で粘り強く戦った手腕を評価する一方、チーム内では采配や起用法に疑問の声が上がっていたということです。