パリオリンピックのスケートボード女子ストリートで銀メダルを獲得した東北高校の赤間凛音選手が、自転車利用のマナーアップ大使に任命されました。

 宮城県警の須藤隆史交通部長から委嘱状が手渡された赤間選手は、スケートボードに乗る際は常にヘルメットを着用することから、自転車に乗る際にもヘルメットが重要と訴えました。

 赤間凛音選手「ヘルメットをかぶっていても頭を打った時は脳震とうとか、頭を打つことは危ないんだなと思うことが結構あるので、自転車でもヘルメットをかぶってみんなで安全に過ごしていけたら」

 宮城県では、自転車利用者のヘルメット着用率は13.1%にとどまっています。

 宮城県警は、ヘルメットを着用していればけがの程度を軽減できた例もあるとして着用を呼び掛けています。

 道路交通法の改正により、11月から自転車運転中にスマホなどを使用するながら運転の罰則が強化された他、自転車の酒気帯び運転が新たに罰則の対象となっています。