宮城県石巻市の離島、網地島で栽培されたサツマイモがふるさと小包として全国に出荷されました。

 網地島では古くからサツマイモが自家用に栽培されていましたが、高齢化が進み生産する人が減ってきています。

 石巻市で生花店を経営し30年ほど前から花の販売で島に足を運んでいた高橋さんは、この現状を何とかしようと3年前に耕作放棄地を借りて栽培を始め2023年から販売しています。

 潮風を浴びて育ったサツマイモは、程良い塩気があり糖度が高く濃厚な味わいに仕上がったということです。

 2日出発式が行われ、生の紅はるかが日本郵便のふるさと小包として全国に出荷されました。

 F・Cファームあじしま高橋聖公代表「前年よりも品質の良いように厳選な選別をしながら、もっともっとみなさんに網地島を知っていただき、おいしい物を食べていただきたい」

 申し込みは、石巻市などの郵便局で受け付けています。