東北電力は2日から女川原発周辺の住民への訪問活動を開始し、再稼働への理解を求めました。

 訪問活動は東北電力が毎年夏と冬に実施していて、女川原発2号機が11月に再稼働してからは初となります。

 職員2人が宮城県女川町の鷲神浜荒立地区を訪問し、計画に基づき一旦停止している2号機を4日に起動し26日に営業運転を開始する予定であることなどを説明しました。

 住民「不安が無いと言えば、それはなかなか難しいことなんですけれども、その都度速やかに分かりやすく丁寧に情報発信をいただくことが必要かなと」

 女川原子力発電所地域総合事務所伊藤英一所長「発電所の運営につきましては、地域の皆様からのご支援ご理解が何よりも重要。率直なご意見をお聞きしながら対応してまいりたい」

 訪問活動は、女川町と石巻市牡鹿半島の約3600世帯を対象に20日まで実施されます。