路上に捨てられた残飯をあさるネズミ。東京の中心・千代田区で撮影された画像です。
このところ、千代田区内の秋葉原や神田などの繁華街でネズミに関する苦情が相次いでいて、相談件数は過去最多を記録した去年を上回るペースで増加しています。
ネズミが特に多い神田地区の町会では、飲食店が出すごみをふた付きの容器に入れるという独自のルールを定めました。
一体なぜ、都心の千代田区でネズミが急増したのでしょうか?
千代田保健所 生活衛生課 市川健介課長 「東京都が今カラス対策ということで、カラスの捕獲作業を結構進めていて。ネズミにとって要するに天敵となりうる動物が、(街の中に)いない状態にはなっていますから」
千代田区はごみの回収業者などと調整し、新たなごみ出しのルールを作成する方針です。
(「グッド!モーニング」2024年12月28日放送分より)