韓国南西部の国際空港で旅客機が着陸に失敗した事故で、これまでのところ死者は176人となりました。バードストライクが原因と推定されています。
タイのバンコクから韓国南西部・務安(ムアン)国際空港に向かう済州(チェジュ)航空が着陸に失敗した事故で、機体は全焼しました。
乗員乗客181人が搭乗し、これまでのところ、乗務員2人が救助され、176人の死亡が確認されています。
消防当局によりますと、「大半が死亡と推定される」としています。
また、当局によりますと、着陸寸前に管制が「鳥に注意してほしい」と呼び掛けた2分後にコックピットから緊急信号のメーデーが発せられたということです。
エンジンが鳥を吸い込むなどの「バードストライク」が原因と推定されていて、現在、ブラックボックスを回収して事故原因の特定を急いでいます。