16日から東京都で和牛甲子園が始まります。宮城農業高校で牛の出発式が行われました。

 和牛甲子園に出場するのは、農業科の生徒4人がすずごろうと名付け2年8カ月育ててきた牛です。

 和牛甲子園は、畜産を学ぶ全国の高校生が育てた牛の肉質を競う大会で、宮城農業は4年連続の出場です。

 生産に当たっては、品質の追求に加え餌を工夫することで温暖化効果があるメタンの排出削減に成功したということです。

 出発式で、生徒たちは大会に向けた意気込みを語りました。

 星碧虎さん「和牛甲子園で最優秀賞目指して頑張るので、引き続き応援よろしくお願いします」

 この後生徒たちは牛舎で記念撮影をして、牛をトラックに積み込みました。

 阿部優愛さん「自分たちで育ててきた牛が出荷されることは、こんなにも悲しいんだと改めて感じました。必ず仙台牛の評価になって、私たちの元に帰ってきてほしいと思います」

 大会は、16日から2日間東京都で行われます。