宮城県女川町の離島、出島と本土を結ぶ出島大橋が12月に開通したことを受けて、架橋実現のため40年以上活動してきた同盟会が解散しました。
出島大橋は全長364メートルのアーチ橋で産業や地域の活性化に期待が寄せられているほか、女川原発で事故が起きた際の避難路にも想定されています。
女川町長や島民らが参加して、出島架橋促進期成同盟会の解散総会が開催されました。
同盟会は1979年に発足し40年以上にわたり国や宮城県、女川町に対し架橋の実現に向けた要望活動などを行ってきました。
出島架橋促進期成同盟会須田勘太郎会長「肩の荷が下りたというところだね。大変便利になって心強い面もあります。女川まで15分ぐらいで行けるので、大変便利でいいと思います」
橋の開通により離島航路は3月で出島への寄港を終える予定で、町は4月から新たに島と本土を結ぶ町民バスの運行を予定しています。