東北電力は、東日本大震災により運転が停止したままになっている女川原発3号機について、早ければ20日にも再稼働に向けた地質調査を開始することになりました。
東北電力原子力部稲葉健夫部長「今回実施する地質調査も含めまして、女川3号の申請の準備を1つ1つ着実に進めていくということで考えておりますので、ご理解いただければと思います」
東北電力は、女川原発3号機の再稼働の前提となる原子力規制委員会への審査申請に向け、早ければ20日にも原子炉建屋周辺の6つの断層についてボーリング調査を始めます。
期間は約2年間を予定していて、断層が地震活動の影響を受けないかを確認します。
東北電力は、3号機の再稼働に向けた原子力規制委員会への具体的な申請時期については「まだ申し上げられない」としています。
女川原発2号機は、2024年10月に再稼働しましたが3号機は東日本大震災で自動停止したままとなっています。